メンバー募集
全国には経験は違えど同じ境遇を乗り越えスポーツに邁進するアスリートが沢山居ます。
「障害者でも射撃が出来る」、海外で開催されている大会の様子を見た部会長 浜村はその魅力に魅せられ当時情報も乏しく、手探り状態で始まりました。全国の射撃仲間との交流を経て少しづつ同じ障害を持つシューターと出会いました。
そして2018年、日本障害者スポーツ射撃連盟 パラクレー射撃部会を設立致しました。
年々メンバーも増え現在、パラクレー射撃部会には、選手 15 名、コーチ 5 名、スタッフ 6 名が所属しております。
障害者がスポーツで記録を残すにはまず自分を追い詰め、悔いを残さないという思いをいかにすべて出し切れるかが重要です。
コンディション調整の難しさやルーティンの確立、競技に集中する中でワクワクドキドキする感覚を持ちサポートして頂ける周囲の監督、コーチとの常日頃のやりとりに感謝を持って取り組むことが大事です。
仲間が増えていくにつれて全国規模の大会や日本代表として当部会より世界大会へ出場など実績も増えてきております。
とはいえ、大会に出て記録を残すこと以外にも射撃スポーツは健康の保持・促進、仲間との語らいや新たな経験としての社会交流、障害者スポーツの振興など大いにあなたの生活を華やかにするものと考えております。
縁ありこのホームページをご覧頂いているあなたに、少しでも興味が沸いていただくことを願っております。
そもそもクレー射撃って・・?
クレー射撃とは、散弾銃を使って空中に放り出された円盤 (クレー) を撃ち落とすスポーツです。その歴史は18世紀ごろ、欧州の中流階級貴族たちの間で「狩猟の練習」として始まったと言われており現在ではオリン ピック競技にもなっています。クレー射撃の魅力はなんといっても、高速で飛んで行くクレーが「パーン!」と粉々に砕ける瞬間です。その快感は、ゴルフでナイスショットが決まった瞬間や 、 ボーリングでストライクが入った瞬間にも似ていますが、やはり散弾銃という特殊な道具を使うところに、他のスポーツとは違う独 特の醍醐味があります 。もちろん、クレー射撃に使用する散弾銃は本物の銃なので、発射時の轟音と衝撃はすさまじいものがあります。よって、散弾銃を使いこなすにはそれなりの練習が必要になります。この他にもクレー射撃を楽しむ人の中には 、「クレーが放出される瞬間の緊張感が好き」 「ストイックに自分へ向き合える感覚が好き 」といった意見もあります。是非、あなたなりの楽しみを、クレー射撃の中で見つけみましょう !
はじめてでも大丈夫!
障害を機に射撃スポーツへ参加する方も増えています。
当部会ではどのような射撃スキルの方でも歓迎、サポートしております。
こちらの本は秀和システムより出版されました「イラストマニュアル・はじめてのクレー射撃」著:東雲輝之
内容はタイトルの通り、クレー射撃に興味のある方、これから始めようとされる方へイラスト付きで丁寧に解説されています。出版にあたり、協力:一般社団法人日本クレー射撃協会 そして当部会の部会長 浜村敏弘が監修を務めており、パラクレー射撃に関しての記事も掲載されております。
当ページの紹介文もこちらの本より一部抜粋させて頂いております。
パラクレー射撃・・実際どういうものなの?
パラスポーツ ( 障害者スポーツ ) とは 、 視覚障害や聴覚障害 、身体障害、または精神障害を持つ人が行うスポーツの総称です 。 車いすラグビーやテニス 、 アンプティサッカー 、 シッティングバレーボールなど 、障害者に合わせて考案されたものがほとんどです 。 しかし、パラ射撃と呼ばれるパラスポーツ射撃競技は 、 健常者とほぼ同じルールで行える特殊な種目です 。 日本における射撃は、射撃はライフルやエアライフル 、 ピストルによる静的射撃競技が主流ですが 、 海外では障害者によるクレー射撃スポーツ ( パラクレー ) も広く認知されています 。 国内においても 、 2018年に日本障害者スポーツ射撃連盟パラクレー射撃部会が設立され 、 健康の保持 ・ 促進 、 社会交流 、 障害者スポーツの振興 、 さらに国際大会参加へ向けた活動を行 っています 。現在世界で2024年パラリンピックへの正式種目認定を目指しています。
以下の映像は毎年行われている全国大会の様子です。
さまざまな障害度合いで競技グループが分かれます
トラップ座位 (PT-1 / SG-S)
-下半身の障害-
障害が下半身麻痺や欠損の場合は 、世界パラ射撃連盟公認の競技種目におけるトラップ座位のカテゴリーで競技が行われます。このカテゴリーでは、車いすや腰かけ、高い腰かけなどの車いすを使用することができ、ひじ掛けや、ハンドル 座面パッドやクッションの大きさなどがルールブックで規定されています。
トラップ立位 (PT-2 / SG-L)
-下肢の障害-
障害が下半身麻痺や欠損の場合で、かつ車椅子を使用しない場合はトラップ立位(下肢)にカテゴリーされます。
トラップ立位のルールではどのような障害であれ、体勢を支持するためのいかなる器具も使用できません。
トラップ立位 (PT-3 / SG-U)
-上肢の障害-
障害が手指を含めた腕部の場合は、トラップ立位(上肢)のカテゴリーで競技が行われます。この競技では銃を保持するテーブルやスタンドなどの器具は使用できない為、安全かつ正確に射撃できる姿勢を、射撃指導員とともに模索していくことになります。
障害が指や腕の欠損である場合は 、 義手等の器具の使用が認められてい ます 。 世界パラ射撃連盟公認の大会では 、 技術代表によって器具の調査が行われ、承認されることで使用できます。ただしテーブル台やスタンドなど、身体以外の方法で支える器具の使用は認められていません。使用する散弾銃の引き金の改造は認められていません 。そのため、引き金を引く人し指を欠損している場合は、別の指で引き金を引けるようにグリップに改造を加えます 。これらの改造は銃砲店で加工を依頼するか、メーカーにオーダーメイドで発注します。
-部会概要-
団体名 特定非営利活動法人 日本障害者スポーツ射撃連盟 パラクレー射撃部会
部会長 浜村 敏弘
所在地 パラクレー射撃部事務局
〒710-0825 岡山県倉敷市安江214-3
担当 石原 義弘 [ yoi723@ac.auone-net.jp ]
設立 2018年 4月
登録会員数 25名 (2021年4月現在)
-選手紹介-
現在下記選手含め15人のアスリートが国内・外にて活躍しています!
浜村 敏弘
部会長 選手
2000年 シドニーパラリンピック出場 水泳選手 入賞
2015-16年 第5回,6回インターナショナルグランプリ
パラクレー射撃大会 参加
2017-18年 パラトラップワールドカップ
Lonato Italy, Chateauroux France 参加
空気銃射撃指導員
島根県公安委員会指定 射撃指導員
綿引 啓一
キャプテン 選手
2018年 パラトラップワールドカップ in Chateauroux France ファイナル進出
-コーチ紹介-
経験豊富なコーチ陣を招き、国際大会で活躍できる選手育成に取り組んでおります
小出 伸昭
荒金 洋司
ヘッドコーチ
元国体クレー射撃島根県代表選手・監督
ISSF国際ショットガン審判員
島根県公安委員会指定 射撃指導員
上野 耕司
岡山県クレー射撃協会 理事
元国体クレー射撃 岡山県代表選手
日本クレー射撃協会 公認審判員
さあ、一緒に世界を目指そう!
少しでも興味がある方 石原 義弘 [ yoi723@ac.auone-net.jp ] までご連絡ください。
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